すみません。いきなり謝罪から始まってしまいましたが、実はこちらのブログ、去年のクリスマスあたりに書きはじめて下書きに保存されておりまして、、
そのために序文からもう内容が完全にクリスマスなんです。年明けちゃってるのに申し訳ございません。先日アップさせていただいたブログには、この時は姪っ子に会えなかった私のその後を書きましたので、こちらはその前夜的な、、
あらかじめ申しておきますと今回は本に関するお話のつもりです。(相変わらず前振り長いですね、、)それでは


皆さんのところにサンタクロースはいらっしゃいましたでしょうか。

わたくし、叔母サンタも滑り込みギリギリセーフ。枕元には置けないからドアノブサンタしてまいりました。
姪っ子の月ちゃんに去年はたしかミシンだったかな(誕生日だったかもしれない)数年前から、そろそろリクエスト聞いたほうがいいお年頃だなと思い聞くようにはしてるんですが、それまでは小さな頃からずっとプレゼントの中に本をまぜていました。
自分の場合、人生における本の存在というのが絵本であれ、漫画であれ大きく、本を好きなこになってくれたらなあという願いがあったからです。
でも本人はあまり喜んでいるのかどうか正直わからなかった。
本そのものをあまり読んでいるところを見たことがなく、姉からも、まあ本が好きじゃない子もいるから、、と言われ、ごもっとも!子どもたちもそれぞれの性格や向き不向きがあるんだから、こっちの願いや趣味押し付けちゃいけないよなと思ったのです。それでリクエストをとることにした。

今年はわけあって全然会うこと叶わず、電話で話すこともままならず、24日の朝ようやくやっと電話が繋がって訊くことができたのです。
「クリスマスプレゼント何がいい?」
「えーっと、本!」
「…え?(ちょっと焦る)なんちゅータイトル?(平静を装って)」

というわけで、かつての職場にすぐ電話して取り置きをお願いして、仕事終わったら電車飛び乗ってプレゼント包装をお願いして、おばはんサンタはいそいそ店に戻って。どちらにしても会うことは叶わないので溜まった仕事を片付けて真夜中のドアノブサンタに。

まず、半年ぶりくらいに月ちゃんの声が聞けたことが嬉しくて、朝、顔を洗うついでに涙が出て(一石二鳥)。
じわじわと本が欲しいと言ってくれたことが嬉しくなって。それもちゃんとした小説だったからなんか嬉しくなった。
(月ちゃんはとても優しい子なので、もしかして私に気遣って本と言ってくれたのだろうかと一瞬思ったりするのは私の悪い癖で心がビンボーなのだ)

おばちゃんの家に来たら面白い漫画たくさんあるよ?漫画の合宿に来ない?
いつかそんなときが来るといいな。

とか言いつつ、最近私自身は漫画以外の活字はめっきり遠のいてしまって積ん読がすぎることになっています。
この前も京都本屋若手ホープにもっと本ちゃんと読んでくださいよと言われ。
そんな私に本を好きになる影響を与えてくれた人物のひとりは幼稚園の先生だと思います。子どもの頃から車酔いがひどく幼稚園バスで吐かない日がほんっっとーに!一日もなかった。そのために席が先生の隣と決まっていて毎日私のゲロ処理係をするはめになってしまった先生にうちの母がお詫びに毎年いろいろ贈り物をしていたようで、そのお返しに先生が私にいつも絵本をくださっていた。


三びきのやぎのがらがらどん、ハラハラドキドキお話が面白くて死ぬほど読みましたねー!トロルが好きでした。(この頃からヒール好き)
てぶくろはお話も可愛くて大好きだけど、このいかにも外国の絵本という描き込まれたタッチが好みで何度も見ました。しろいうさぎとくろいうさぎは、実は幼稚園児には難しかったのか当時はあまりわからず、手にする頻度は少なかったのですが、大人になって見たら、あれまあ、これほど素敵な絵本があっていいものかしらという愛しい本でした。これは年長さんの時にもらったものだけれど、先生が当時、私が大人になっても大切に愛せる本を選んでくださったのではないかと今となっては思うんです。
先生のこととてもとても好きだったからこれらの本はいつまでも大切に私の本棚にいてくれる。

数年前、実は電車で何度か先生と思しき人物を見かけたことがあるのです。
その頃、本屋さんでアルバイトもしていたし、嬉しくて、「先生、先生のおかげで本が好きになったんです。ありがとうございました。」ってお伝えしたいと思ったけれど、先生はいつも電車の席でひっそりと少女漫画を読まれていた。そうか、大人の少女漫画読みさんになられたのだなあ、先生らしいなあと思い、少しお年はめされたようだけれど、その姿はなんだか可愛らしく、先生のその厳かな少女の時間はなんだか触れてはいけないような壊してはいけないようなものの気がして、いつも遠くから先生、ありがとう、先生のおかげで本が好きになったんだよ!と眺めていることしかできなかった。


そんなふうに時を経てもずっと笑わせていてくれたり、そっと寄り添っていてくれたりする本との出会い、存在って大切なものだと自分の中では思うのです。

上記で月ちゃんへの本を購入させていただいた、元自分も働かせていただいていた本屋さんが今月末で閉店されるようです。オープニングに関わらせていただき思い出のある場所でもあり、大変にさびしいことです。
京都マルイの6F futaba+さん。
その棚を見れば、スタッフの皆さんがそれぞれとても本を愛しておられるのだということがわかる。丁寧な選書。
読んでみたいと思う本が、新旧あわせて、丁寧に、誇らしげだけれどひっそりと、そして親しみのある風情で並んでおります。
いつかの月ちゃんのプレゼントにおすすめを聞いたことがあるのですが、忙しいにも関わらず、あれこれと素敵な本を選出してくださいました。もし、迷うことがあれば、スタッフにおすすめの本を聞いてみるのもひとつ面白いかもしれません。それぞれの棚には担当者がおられますので。いつもと違った本と出会えるかもしれません。

先日、私がお連れさせていただいた本はこちら

「悲劇 ヴラジミール マヤコフスキー」



「きみたちにわかるかな、
なぜぼくが
嘲りの嵐のなか、
平然と、
自分の魂を大皿に載せて
モダンな食事の席へ運ぶのか。」
(悲劇 ヴラジミール マヤコフスキー プロローグより)



他にもまだまだ読みたい本、たくさんありました。1/31まで、選びに行きたいと思います。

それでは、貴方様が心のドアをノックする素敵な一冊に出会えますこと、祈っております。

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